「ありがとう。その一言をわすれずに」
学生時代、友人たちと夏休みになると‘あてもない旅‘と称し
北へ向かってみたり、西へ向かってみたりと
車を寝床にして旅をしていました。
ある時、長野県の山間の田んぼが広がるところで
あまりにも天気がよく気持ちがよかったので車をとめ
道端で寝っ転がったりと大自然を満喫していました。
ふと脇道の看板に目をやると冒頭の言葉が書いてあったのです。
長野の雄大な自然の中にいたせいか、
あるいは試験が終わり解放されていたせいか
心に余裕が生まれ
いたくこの言葉に皆で感銘を受けたことを覚えています。
先日、ある患者さんが画家をしていて高島屋で個展をひらいているということで
休みの日に見に行ってきました。
そこには「ありがとう」の言葉であふれた作品がたくさんありました。
僕はありがたいことに忙しい毎日を送っています。
そんな中、身の回りに起こっていること、通り過ぎていくことを
当然のごとく思っている自分がいます。
少し歩みを止めてありがとうと思う時間を作りたいと思います。
そしてありがとうと思いあえるこうの歯科でありたいと思います。
